毎年12月から1月にかけて年2回、2日間ずつ世田谷区の代官屋敷を中心としたエリアで開催される「世田谷のボロ市」。
今回の記事では、そんな「世田谷のボロ市」の歴史と魅力をご紹介。
アクセスの方法やおすすめの時間帯についてもチェックしていきましょう。
「世田谷のボロ市」って?

「世田谷のボロ市」は世田谷区世田谷の代官屋敷を中心としたボロ市通りで行われる露天市。
年末の12月と年始の1月にそれぞれ2日間ずつ開催され、多くの人手で賑わうイベントです。
その始まりは安土桃山時代にまで遡るそうです。
明治ごろまでは、歳の市という名で呼ばれ、農機具や正月用品の取引が主であったそうですが、次第に古着やボロ布の扱いが多くなり、それに伴って現在の呼称である「ボロ市」という名前が浸透していったそうです。
「世田谷のボロ市」では何が買えるの?

「世田谷のボロ市」の開催場所には、当日は多くの露店が立ち並びます。
飲食の屋台や骨董品、古着や玩具、古本、雑貨など、ありとあらゆるものが店先に並べられる様子は、見て回るだけでも十分に楽しめます。
わたしは古本やレコードをお目当てに、わたしの妻は食器類をお目当てに、会場内をそれぞれ歩いて回ります。
また、屋台での買い食いも楽しみのうちのひとつ。
わたしたち夫婦は、肉と野菜の餡を生地で包んで油でこんがりと焼いたシャーピンと呼ばれるお餅を買って食べるのが毎回の楽しみ。
肉汁がじわっと溢れ出すアツアツのシャーピンは絶品なんです。
そして、忘れてはならないのが「世田谷のボロ市」名物の代官餅!
種類はあんこ、きな粉、からみの3種類。
特にからみは大根おろしと海苔と醤油のハーモニーが最高なんです。
是非一度ご賞味あれ!
「世田谷のボロ市」おすすめアクセス方法

「世田谷のボロ市」へは公共交通機関を使ってのお出かけがおすすめ!
方法は主に電車とバスの2種類があります。
電車でのボロ市への行き方
電車の場合は、最寄駅は東急世田谷線世田谷駅か上町駅。
どちらからも徒歩3分ほどで会場へ辿り着けます。
東急世田谷線への乗り換えは、京王、小田急、東急からの3つの方法があります。
京王をご利用の方は京王線下高井戸駅から世田谷線下高井戸駅へ乗り換えて世田谷線三軒茶屋方面へ乗車。
小田急をご利用の方は、小田急線豪徳寺駅から世田谷線山下駅へ乗り換え、世田谷線三軒茶屋方面へ乗車。
東急をご利用の方は、田園都市線三軒茶屋駅から世田谷線三軒茶屋駅へ乗り換え、世田谷線下高井戸方面へ乗車。
また、開催日は世田谷線が増便となるので電車をご利用の方はぜひチェックください。
バスでのボロ市への行き方
バスでの場合は、東急バス・小田急バスが停車する世田谷駅前、上町が最寄りのバス停です。
通過路線をまとめたのでぜひ参考にしてください。
東急バス
渋21
渋23
渋谷駅〜祖師ヶ谷大蔵駅
渋22
渋谷駅〜用賀駅
渋24
渋谷駅〜成城学園前駅(西口)
等11
等々力操車場〜桜小学校
小田急バス
渋26
渋谷駅〜調布駅南口

「世田谷のボロ市」おすすめの時間帯

個人的なおすすめは朝イチ!
「世田谷のボロ市」は9時から始まっているので、開始と同時に散策を開始するのもおすすめです。
特に、代官餅をお買い求めの方はぜひお早めの来場をお勧めします。
代官餅は時間帯によっては数時間の待ちの行列になることもあり、場合によっては売り切れてしまうこともあるそうなので要注意です。
「世田谷のボロ市」を楽しもう!

いかがでしたか?
「世田谷のボロ市」には公共交通機関で、早めの時間帯でのお出かけがお勧めです。
ぜひ、ご自身の好きな楽しみ方で、「世田谷のボロ市」を楽しんでくださいね。
世田谷のボロ市 概要

名称:世田谷のボロ市
開催場所:東京都世田谷区世田谷1丁目「ボロ市通り」とその周辺
アクセス:「世田谷線」世田谷駅・上町駅、徒歩3分
開催日:12月15日・16日、1月15日・16日の4日間
開催時間:午前9時~午後8時