こんにちは。サ日です。
今日は妻と「世田谷のボロ市」に遊びに行きました。
毎年恒例の代官餅をはじめ食べ歩いてきましたよ。
その模様をレポートします。
「世田谷のボロ市」って?

「世田谷のボロ市」は世田谷区世田谷の代官屋敷を中心としたボロ市通りで行われる露天市。
年末の12月と年始の1月にそれぞれ2日間ずつ開催され、多くの人手で賑わうイベントです。
その始まりは安土桃山時代、当時関東地方を支配していた小田原城主北条氏政が世田谷に楽市を開いたことがきっかけだそうです。
明治ごろまでは、歳の市という名で呼ばれ、農機具や正月用品の取引が主であったそうですが、次第に古着やボロ布の扱いが多くなり、それに伴って現在の呼称である「ボロ市」という名前が浸透していったそうです。
行列を見越して代官餅を優先

昨日「出没! アド街ック天国」にて「世田谷のボロ市」および上町周辺が放送で取り上げられた影響もあ流のではないかと考え、早めの到着を画策したわたしたち夫婦。
現地には開始30分後の9:30ごろに到着しました。
しかし、列のお兄さんによると代官餅は恐ろしいことに5時間待ちとのこと、、、。
ネットを見ると7:30ごろから並んでいるという猛者も。
見物は後回しにし、列に並ぶことにしました。
なんとなくですが、待っているのも「世田谷のボロ市」らしくて好きなわたし。
余裕があれば、食べたいものや飲みたいものを先に買って、楽しみながら並ぶというのもいいなあと思った次第です。
当初は5時間待ちとのことでしたが、昨年に比べると列の進み具合もスムーズで、お昼前には代官餅を無事ゲットすることができました。
私たち夫婦はあんことからみを購入。


ちなみに代官餅はきなこ、あんこ、からみの3種類。
きなこは「世田谷のボロ市」開催にあわせて大豆を挽いているそうで、香ばしい味わいが特徴。
あんこも甘さ控えめで、小豆の透き通るような甘味と柔らかいお餅が絡み合い、一口噛めば至福の美味しさ。
そして名物からみは辛味大根、のり、一味、醤油ほか、昔ながらの秘伝の味付けで、唯一無二の旨さを感じることができます。
そりゃこれだけみんなが並ぶのも理解できますね。。
毎年、購入できる会場までの最後のストレートが日陰なので心が折れそうになりますが、そのお味は「並んで良かった」と思える美味しさなんです。
皆さんも防寒対策をしっかりして、寒さに負けずに代官餅をゲットしてくださいね。
鹿港の肉まんを初ゲット

代官餅をゲットした後は鹿港の肉まんを求めて行列に並びます。
わたしはいつも仕事中に鹿港の前を通るのですが、いつも行列ができていて、なんのお店なんだろうと思っていました。
妻から聞いてはじめて知ったのですが、肉まんの名店だそう。
肉まんは、好きです。
ちょうど良いので、並んで買ってみました。
「世田谷のボロ市」ということもあり、行列は長蛇、長蛇の列。
しかし、先ほど、代官餅で鍛えられたわたし。
40分ほど並びましたが、何ということはなく、クリアできました。
近づくにつれ、蒸気でほのかにあったかい。
肉まんにありつけるその時を想像しながら、時間も気にならなくなってきます。
そしていよいよ到着。


わたしと妻は肉まん(250円)をそれぞれひとつずつ、、チーズカレーまん、ピザまん(それぞれ320円)をひとつずつ、計4つ注文。
全てその場でぺろっと食べてしまいました。
何より皮が甘くて、フワッとして美味しいんです。
そして、シンプルな餡もジューシーで美味。
カレーまんはスパイスが効いて本格的で、ピザまんもバジルの香りがアクセントになってとても美味しい肉まんでした。
皆さんもぜひ立ち寄ってみてください!
毎年楽しみにしているシャーピンに舌鼓

そして何より、毎年楽しみにしているのが、シャーピン。
シャーピンは、中国料理で肉と野菜の餡を小麦粉で作った生地で包んで揚げ焼きにしたお焼きのような料理。


外はカリカリでもっちりとした生地、中は肉汁が溢れ出すジューシーな餡でとっても美味しいんです。
今回、はじめて調べてみたのですが、どうやら、川越や浅草酉の市などさまざまなお祭りに出店している様子。
皆さんもぜひいちど食べてみてくださいね。
人、人、人。ボロ市通りは流し見にとどめて退却

ボロ市通りへ出ると、とにかく人、人、人の波。
今年は例年よりも多くの人が訪れているのかも。
わたしたち夫婦は、ざっと露店を流し見して、早々に退散しました。
ゆっくりと趣味の品を発掘することはできなかったけれど、美味しいものを色々と食べられて楽しい1日でした。

明日や来年の「世田谷ボロ市」に遊びに行く方は、開始同時のスタートがおすすめかも。
あるいは、少し遅めの時間帯に行ってゆったりとみて回るのも良いと思います。
ぜひ、明日や来年のボロ市に行く際には参考にしてくださいね!
「世田谷のボロ市」ギャラリー









「世田谷のボロ市」開催概要

名称:世田谷のボロ市
開催場所:東京都世田谷区世田谷1丁目「ボロ市通り」とその周辺
アクセス:「世田谷線」世田谷駅・上町駅、徒歩3分
開催日:12月15日・16日、1月15日・16日の4日間
開催時間:午前9時~午後8時