単身赴任が決まった当初、私たち夫婦は「2〜3ヶ月に1回会えれば十分だよね」と話していました。共働きで子供もいないし、お互い自立しているから大丈夫。そう思っていたんです。
でも、実際に半年経ってみて、結局は「月1ペース」に落ち着きました。
なぜ計画通りにいかなかったのか。そこには、理屈では割り切れない「夫婦のリアル」がありました。
この記事では単身赴任の妻との会う頻度のリアルをお伝えします。
結論:子なし夫婦の帰省頻度は月1が現実的
最初は「交通費もかかるし、節約してたまに豪華な旅行をしよう」なんて計画を立てていました。でも、半年で帰省した回数は5回。ほぼ毎月です。
なぜこうなったのか。それは、どちらかが我慢する限界が、だいたい1ヶ月くらいでやってくるからです。
最初の3ヶ月、妻側がきつかった
赴任して2ヶ月が過ぎた頃、明らかに電話越しに妻の元気がなくなっていきました。
声のトーンが暗く、ネガティブな話題が増える。「限界だな」と感じたのはその時です。
驚いたのは、妻が24時間に近い勢いで「今どこで何を属性しているか」を把握しようとしてきたことです。正直、最初は「信頼されていないのか?」と息苦しく感じ、ストレスも溜まりました。でも、それは信頼の問題ではなく、物理的な距離が不安を増大させていただけだったのです。
会う頻度が増えたら、逆に関係が安定した
思い切って「月1回は必ず会う」と決めて実行したところ、面白い変化が起きました。
あれほど監視するようだった妻が、急に落ち着いたのです。
むしろ、最近では「土日の日中は友達と会うから連絡を控えて」なんて言われることも。
「人間はなんて現金なものだ」と苦笑いしてしまいましたが、それだけ**「定期的に会える」という安心感**が、お互いの自立を取り戻してくれたのだと思います。
でも今度は自分が寂しくなった
妻が安定した一方で、今度は私の方に変化がありました。
仕事にフォーカスしている間は平気だと思っていたのですが、仕事をすればするほど、ふとした瞬間に「仕事以外には妻しかいないんだな」という事実に直面するようになったのです。
一人で料理をして食べることに疲れ、いつの間にか食が細くなっていた時期。
帰省して対面で一緒にご飯を食べた時、心の底から「美味しい」と感じ、安心しました。
「別れた後にまたしばらく会えない」と思うと寂しくなる。 これは、頻繁に会うようになって初めて気づけた、子なし夫婦の素直な本音です。
まとめ:二人で生きる楽しさのために、お金を使う
「月1回の帰省は贅沢かもしれない」と迷うこともあるでしょう。
でも、一人で食が細くなるまで頑張ったり、疑心暗鬼になって関係を壊したりしてまで節約する価値があるのか? と自問自答しました。
その時気づいたのは、「今までしてきた節約は、この瞬間のためにあったんだな」ということ。
一人よりも二人ですることにお金を使う。
そこに価値を置くことで、私たちは「二人で生きることの楽しさ」を再確認できました。
月1回のメンテナンス。
それは、私たちがこの先も一緒に走り続けるために、欠かせない必要経費なのです。

