仕事が忙しく、毎日料理をする時間がない。
けれど、毎日外食をするには財布がもたない。
そんな悩みを感じてはいませんか?
単身赴任生活の中で、自炊ほど大変なものはないと感じています。会社がわざわざ家族と離してまで新天地に送り込んだ皆さんの業務には、相応の役割と責任が伴います。それに伴って業務に費やす時間や溜まる疲労も大きくなります。そんな過酷な業務を終えて、帰宅して包丁を手に取る労力は相当なものです。
そこで必要になってくるのが、作り置きです。
この記事では、単身赴任生活における自炊の苦労を少しでも軽くするために、帰宅してレンジで温めるだけですぐ食べられ、お財布にも身体にも優しい作り置きのコツとレシピを紹介します。
単身赴任の作り置き、なぜ続かないのか
単刀直入に言いましょう。それは、仕事が大変だからです。
毎日新しい出来事があり、身体と頭をフル回転させてヘトヘトになって帰宅する。そんな毎日の中で自炊を続けることはかなり難しいものです。私も節約のために単身赴任初月から自炊をはじめましたが、1週間ほどで疲れ果ててしまいました。
そこで作り置きにチャレンジすることにしたのですが、「作り置きすればラクになる」と分かっていても、続かなかったんです。理由はこの3つでした。
最初は張り切って作りましたが、普通に失敗しました。毎週土日どちらかを使って作り置きをこしらえても、作り終えるのは昼過ぎ、または夕方になることも。そして最も悲しかったのは、作ったものを食べきれずに腐らせてしまった経験です。
これらの失敗の原因はシンプルで、理想をやろうとしていたからでした。
結論:作り置きは「週1・3品」でいい
単身赴任の作り置きは、頑張る必要はありません。
週1回、3品だけで十分です。
ここを超えると、一気にハードルが上がります。続けるためには、少しだけコツがあります。
作り置きの基本ルール3つ
作り置きを現実的に回すなら、この3つだけ守ればOKです。
作りすぎない
「せっかくだから多めに」は失敗の元。3日以内で食べ切れる量にしましょう。作りすぎると3〜4日目あたりで食べ切れずに腐らせてしまうリスクが高まります。
冷凍を前提にする
全部冷蔵で回そうとすると詰みます。余ったら即冷凍。これが一番大事です。この冷凍した作り置きが、繁忙期の自分を助けてくれる文字通りの糧になります。
完璧を目指さない
品数・見た目・栄養バランス。全部を追うと続きません。”回すこと”を最優先にしましょう。3品のうち一品はほうれん草を茹でただけのもの、玉ねぎスライスのこともあります。手の込んだものは一品までにした方が無難です。

単身赴任におすすめの作り置きレシピ
「どう使えるか」で考えるとラクです。アレンジの効く食材をシンプルに調理しておけば、飽きも来ず重宝します。私の場合は、メインのおかずになるものを多めに作ります。お弁当にも流用できますし、困ったらそれを食べればなんとかなるからです。
超基本(まずはここから)
まずはこれらの簡単に作れるものからはじめましょう。
そのまま食べることもでき、アレンジも効くのでおすすめです。
節約系
時間もかからず、コスパが良いです。味を変えたりして楽しみましょう。
かさましにもなり、一石二鳥です。
使い回し系
定番の作り置きです。食べ切れなければ冷凍しましょう。
翌日以降の主食になる即戦力です。
作り置きの回し方|1週間の基本パターン
ここができれば、平日はほぼ勝ちです。慣れてくると冷凍ストックも活用でき、食卓のバリエーションが増えてQOLが上がります。
日曜日に一度まとめて作る
作り置きは日曜日にまとめて作りましょう。理由は2つあります。
ひとつは、平日を乗り切るためにギリギリのタイミングで作った方が鮮度が持つからです。土曜日に作ってしまうと、火〜水曜日までに食べ切る必要が出てきます。
もうひとつは、ゆっくりできる日に作る方が、料理がストレス解消として機能するからです。私は土曜日に買い物に行き、日曜日に作り置きをするルーティンにしています。
作る量は3品・30〜60分で終わらせるのがコツです。ここでやりすぎると続きません。
平日は温めるだけ
平日の晩ごはんの基本運用はこれだけです。
仕事から帰宅した後は、料理しない前提で設計することが平日のパフォーマンスを維持する秘訣です。
足りない日は「逃げる」
作り置きが足りない日は、思い切って料理から逃げることも必要です。私はおおよそ水曜日まで作り置きで過ごします。木曜日は冷凍うどんや焼きそば、パスタなど。金曜日は鍋を食べることが多いです。鍋は翌日も雑炊やちゃんぽんにして食べられます。
そして、リフレッシュのために時には外食も。外食で自分以外が作った料理を食べることで、自炊のモチベーションにもつながります。作り置き継続のカギは、無理に回そうとしないことです。
実際どう回す?1週間のリアル例
日曜日(仕込み)

朝起きたら料理をすることが多いです。お弁当にも活用するため、「攻撃力(ご飯が進む)」が高いおかずを意識して作ります。
月曜日

憂鬱な月曜日はレンジで温めるだけのものが無難です。
火曜日

ハンバーグはお弁当にも入れています。飽きそうな人は冷凍をうまく活用すると、2週目3週目以降がラクになります。
水曜日

作り置きが残り少なくなるこの日は、スーパーに寄って半額惣菜を活用します。半額惣菜は翌日のお弁当や晩ごはんにも使え、余れば冷凍します。
このタイミングで食べ切れない作り置きがあれば、思い切って冷凍します。来週の自分を助ける”ストック”になります。
木曜日

作り置きがなくなるタイミングなので、簡単に食べられる麺類を作ることが多いです。業務スーパーの冷凍讃岐うどんを愛用しています。
金曜日

野菜の残りを使い切る目的で鍋にすることが多いです。牛モツが半額の時は冷凍しておき、もつ鍋にして食べます。
土曜日

自分へのご褒美に外食しています。近所の美味しいお店を少しずつ開拓することが楽しみのひとつです。買い出しもこの日にまとめて済ませます(週4,000円程度)。
この形で、ほぼ”考えずに”1週間を回すことができます。
やりがちな失敗3つ
3ヶ月作り続けて感じた、やりがちな失敗を紹介します。
品数を増やしすぎる
作り置きをはじめた頃、品数を作りすぎて毎週疲弊してしまいました。作り置きを作りすぎると、結局は疲れてやめてしまいます。
張り切りすぎる
こだわりすぎると翌週やらなくなります。ある程度短時間で終わらせられるようにすることが、長く続けるコツです。
冷蔵庫で腐らせる
食べ切れずに悪くなってしまった経験は、精神的にもつらいものでした。この失敗でやる気が消え、復帰するまでしばらく時間がかかりました。
これらの失敗は、全部「やりすぎ」が原因です。気負いすぎず、ゆるく作っていくことが作り置きを続ける秘訣です。
まとめ|作り置きは「仕組み」で回す
単身赴任の作り置きは、頑張るものではなく、平日をラクにする仕組みです。
週1回・3品だけで、
十分すぎる効果があります。
作り置きが続かないのは、意志の問題ではありません。設計の問題です。無理なく回る形にすれば、自然と続くようになります。
まずは「週1・3品」から始めてみてください。それだけで、平日の負担はかなり軽くなりますよ。

